愚地独歩の秘技!!
このコーナーでは愚地独歩館長の秘技の数々をご紹介しよう。
秘技その1「正拳!」
まず最初に断っておくが、ここで言う正拳とはただの正拳突きのことではない。対渋川戦で披露した拳を菩薩の掌の形に似させた、俗に言う「菩薩拳」の事である。
しかし!我が神心会ではそんな軟弱な名称は使わない。館長が語られた通り、まさに「真の正拳」、すなわち「正拳」なのである。
現在、その威力は「意を消す」としか判明してはいないが、「真の正拳」がその程度の効果しか無いとは考えられず、本当の姿は物語が進むにつれ次第に明らかになってゆくものと考えられる。
秘技その2「散眼!」
眼球を司る筋肉の微妙なコントロールにより、左右の目で別々の標的を捕らえる事が出来る技。
この技により範馬勇次郎の使う「北極熊を屠り去った猛獣の連撃」は見事に封じられる事となった。しかし、この勇次郎との戦いで館長は右目を失った為、現在この技は使用出来ない。
秘技その3「虎口拳!」
親指と人差し指の付け根で鼻と眉毛の間を強打する。相手は数瞬の間思考力と視力が失われる技。
対天内戦で使用。この技をきっかけに天内はズタボロにされた。
秘技その4「風摩殺!」
相手のアゴを掌で強打する事によりアゴを外す技。
対天内戦で使用。この技によって天内はアゴを外されたが、なぜかベラベラとおしゃべりが出来た。
秘技その5「六波返し!」
指先をまとめて相手の脳天を突き、続いて指先を開いて脳天に叩きつける技。相手は頭蓋骨の縫合を外される。(一種の頭蓋骨骨折か?)
対天内戦で使用。天内は頭蓋骨の縫合を外されたが元気に飛び跳ねていた。しかし、あの状態から推測するに頭部にあと一撃でも喰らえば間違いなく天内は絶命していたであろう。
秘技その6「三戦!」
「サンチン」と読む。呼吸のコントロールにより、あらゆる打撃に耐えると言われる守りの型。
対フィルス戦で使用。フィルスの「世界一の拳」のパンチを耐えた。
秘技その7「前羽の構え!」
守りの型。対勇次郎戦では「御殿手」を封じ、対天内戦では「空中殺法」を封じた。
結構使える技。
秘技その8「コツカケ!」
琉球空手に古くから伝わる、腹筋の操作で睾丸を体内に隠す技。
もしズールがこの技を修得していれば刃牙に勝っていたかもしれない。